【歴史】
平安時代からと云う説や江戸時代からの私塾や藩校から始まったとの説やら諸説あります。
漢詩や和歌の素読をする際に節を付けることから始まって、詩吟の詠法が始まったとされます。
明治維新を成し遂げた志士たちも悲憤慷慨の詩を吟じたと云われます。
始まりは、学問的面から次に精神修養と詩や和歌の魅力を楽しんでいく、味わっていくようになりました。
【音楽的紹介】
(錦友 県本部:四季のかおり抜粋要約)
歌謡曲のように、詩文をリズムやメロディに乗せて、歌いません。
詩文の素読(朗読)を基本として、素読の後に特有のメロディ(節調)を加えることで、より効果的な詩情を表現する詠法です。あくまでも、語りが主体です。従がメロディの関係です。
音階は、ミファラシドの5つの音。
言葉の読み、間、強弱、アクセントが大切。
言葉の響きが吟の一番のポイント。